山岳保険選び
年度も変わり暖かくなってきたので、今年度の登山に向けて山岳保険を選ぶ。
まず何に対する保険が必要か。
高額なものを対象とすると、
- 死亡保険(葬式代とか)
- 手術、入院
- 個人賠償責任(他人への損害)
- 遭難捜索(ヘリ捜索)
逆に自分で支払いを覚悟するものは、
- 携行品損害
- 救援者費用(親族による救助費用)
こんなとこか。
保険の形態としては、
- 登りまくるつもりだから年間契約
- そこまで危険なことはしないが、冬山も挑戦してみたいから山岳登攀(アイゼン、ピッケル使用)有り
いくつか候補を調べてみる。
ココヘリ
- 初年度6650円
- ヘリ捜索特化、捜索用発信機貸与、3フライト=9時間まで無料
- 個人賠償責任、携行品損害も有り
- ヘリでの捜索が必要な滑落、道迷いに有効だけど、自分はそこまでの登山じゃないかな。
- ちなみに民間ヘリの捜索費用は1時間50万円らしい
レスキュー費用保険
- 捜索、救助特化。原因等は一切問わないと言ってる
- 年間4000円。
- その他の保証は一切無し
山岳保険で注意すべきは、「救援者費用保証」は親族による捜索費用の保証、「遭難捜索費用保証」は民間によるヘリ等の捜索費用の保証。
あと、道迷いや高山病等の病気による捜索が対象になるか。対象が登山なのか登攀(アイゼン、ピッケル等の使用)なのかという制限があるか。
[Ref]
「救援者費用等補償特約」では山岳保険に不十分かも!? 知らないと損する山岳保険の選び方 YAMAYA - ヤマケイオンライン / 山と渓谷社
「遭難捜索費用特約」でカバーできること・できないこと 知らないと損する山岳保険の選び方 YAMAYA - ヤマケイオンライン / 山と渓谷社
こう考えると、登山なら何でも保証するよと対象が明確な保険を選ぶのが良いかもしれない。
jROがメジャーな気がするが、後払いもなく遭難原因も問わないと明記しているレスキュー費用保険がシンプルで良いかな。これにしちゃおう。