kujiraxo’s diary

日々の作業メモ。

Google HomeとNature Remoでスマートホーム化

けっこう前に買ったGoogle Homeだが、何をやっても使い勝手が悪く、目覚ましアラームオンリーの機器になっていた。

しかしリモコン登録・学習ができる「Nature Remo」と連携することで非常に便利になったので以下記録。

仕組み

音声 → Google Home → IFTTT → Nature Remo → リモコン対応家電操作

構成は上記のとおり、Google Homeで音声を拾い上げ、複数のツールを連携するクラウドサービス「IFTTT」で音声をトリガーとしてNature Remoを起動する。Nature Remoはほぼどんな家電のリモコン電波も登録することができ、好きなワードで家電を動かせるようになる。

結論

リモコンがなくなって便利!未来の家に一歩近づいた感じがする。

でもまだまだ発展途上のサービスだから設定とかが面倒だな。

 

Google Home+Nature Remoの記事はネット上に腐るほどあるから、構築記録は最後に雑記するとして、最終的にどういう設定にしたかを書く。

使用家電

  • エアコン:三菱「霧ヶ峰」(型番詳細不明)
  • TV:LG製「Smart TV」(32LB5810)
  • 照明:型番等不明
  • 暖房:デロンギ「マルチダイナミックヒーター」(MDH15-BK)

音声設定一覧

機器 音声 動作 補足
エアコン エアコン 電源オン、暖房28度、風量オート 冬季限定設定。
エアコンミニマム 電源オン、暖房28度、風量1 風量指定。
エアコンマックス 電源オン、暖房28度、風量3 風量指定。
エアコンオフ 電源オフ  
TV マイテレビ 電源オン/オフ  
チャンネル1(またはNHK チャンネルを1に変更 他チャンネルも同様
音量 TVの音量をミュート/ミュート解除  
照明 ライト 電源オン  
ライトオフ 電源オフ  
暖房 暖房 電源オン  
暖房オフ 電源オフ  

音声の設定はGoogle Homeの登録済みワードと被らないようにするのが結構苦労する。 

  • エアコンオン、ライトオンとかでも良かったけど、なるべく短縮したいからオンは外した。
  • エアコンの操作は「暖房/ドライ/冷房の○度」と「風量」の2つが選べた。
  • エアコンのタイマーはIFTTTやNature Remoアプリ上で表示されないから、単独でボタン登録して使った。
  • TVはGoogle HomeChrome Castとの連携用に「テレビ」という単語でデフォルト登録されているようで、仕方なく「マイテレビ」で代用した。
  • TVのチャンネル変更音声は「チャンネルイチ」ではダメで「チャンネル1」と設定が必要。
  • TVはチャンネル変えるたびに「ねぇグーグル」のウェイクワードがいちいち面倒だから、音声での操作はあまりしないだろうな。
  • TVの音量変更は「音量アップ」「音量上げて」とかがGoogle Homeの音量変更ワードとかぶるから諦めた。
  • 通信が悪いせいか、たまに動作が遅いときがある。

 

以下は設定記録。

 AndroidスマホにNature Remoアプリをダウンロード。起動。
アカウント登録。メールアドレスとニックネーム(何に使うのか?)を入力する。

Nature Remo本体を電源接続。
Wi-Fi設定」からスマホをRemoのWi-Fiに接続。
その後、自宅のWi-Fiが検索される。自宅のパスワードを入力して接続する。

Remoアプリの設定画面にて、右下のプラスボタンを押す。
Remo本体に向けてエアコンのリモコンの電源ON/OFFを押す。
エアコンが認識された。電源ON/OFFでエアコンが動く。
(ここで、いつも暖房設定にしていたはずが冷房で動いているようだが、気にせず登録してしまう)
登録された機器情報からエアコンを操作すれば、温度設定、モード変更などちゃんと動かせる。

次にGoogle Homeと連携する。
連携方法は①直接連携、②IFTTTで連携 の2通りあるようだが、まずは簡単そうな①で試す。
iPad miniからGoogle Homeアプリを開き、Google Homeへ接続。
Google Homeに「ネイチャーリモと話す」と言うと、「アカウントに基づく情報へのアクセスを許可してください」と言われる。Google Homeアプリの設定から該当項目をONにする。
再度Google Homeに「ネイチャーリモと話す」と言うと、
「Nature Remoとリンクしていません。アプリからリンクできます」と言われる。
しかしリンクするという項目が出てこない。
一度Google Homeアプリを落として再度起動すると出てきた。
Nature Remoとリンクの項目をタップすると、メアド入力画面が出る。
入力してログインメールを送る、をタップ。
受信したメールから「Nature Remoにログイン」をタップ→エラーが出る。
これは下記の記事に載っているように、Nature Remoの不便設計のようだ。

http://chasuke.com/actions-remo/
http://nature.global/new-blog/2017/12/15/actions-on-google

書いているとおり、「リンクする」をタップしたあと、すぐにSafariボタンを押してブラウザを開くこと。
そのブラウザでメールに届いたURLを開けば「Google AssistantがRemoへのアクセスをリクエストしています。」の許可画面まで進める。

「ねぇ、グーグル。ネイチャーリモを使って、エアコンをつけて」
でエアコンがONになれば成功。


次にIFTTTとの連係。
https://ifttt.com/
Continue with Googleをクリック。Google所持アカウントを選択。
誰かが作った「Nature Remoから照明をつける」が表示される。
とりあえず使ってみる。ONにしてみる。
パーミッションを求められる。OK。許可。
Nature Remo側でも許可が求められる。
またあのニッコリマークの画面が出たから、同じブラウザでログインするように注意して許可。
IFTTTのConfigure画面が出る。ライトオンの設定をしてみる。
Google Homeに「ライトをつけて」と言ってみるが、「ライトが設定されていません。」とか言われる。Nature Remo上のライトとリンク出来てないなあ。

IFTTTでNew Appletをクリック。
thisをクリック。検索欄にgoogleと入れ、Google Assistantを選ぶ。
Say a Simple Phraseを選ぶ。「ライトをつけて」をトリガーに設定。
thatをクリック。検索欄にnatureと入れ、Nature Remoを選ぶ。
「Turn off air conditioner」「Turn on air conditioner」「Control home applications」が出る。Control~を選択。
選択肢に「ライト-オフ」と「ライト-オン」が出る。後者を設定。
Google Homeに「ライトをつけて」と言ってみる。今度は「ライトをつけます」と設定したとおり反応してくる…けどライトがつかない。

同様にライト-オフの設定を作ってみる。こっちは動く?
再度ライト-オンをやってみたら動いた。なんだ??
時間差で稼働したりする。
「ライト」はGoogle Home標準装備のPhilips hueとの連携で動いちゃうからダメなのかも?という記事を見つける。
https://shelty-sheep.com/iot/natureremo2/
https://1000ch.net/posts/2017/nature-remo-google-home.html
別の言葉にしたほうが良いのかも。
いや、どの言葉でも早いときは早いし、遅いときは遅いわ。
単に回線かIFTTTサーバの問題か。

その他、エアコン、テレビ、暖房も設定。