PLC(コンセントでLAN)を試す
電源コンセントでLANを構築できるPLCを試してみた。
製品はPLCアダプタとしてはAmazonで多分一番売れてるTP-Link WiFi 中継機 PLCアダプター TL-WPA4220というやつ。
構成は下記。
光回線 ~ 終端装置 ~ Buffalo安物無線ルータ ~ PLC親機 == PLC子機 -- iPad mini
~はLAN、==はコンセント(電力線)、--は無線LAN
結果としては、驚くべきことに、無線ルータと直接通信するのとほとんど変わらない速度だった!
無線ルータと直接通信の場合は、インターネットからの下り:55Mbps、上り:45Mbps程度。
一方、PLCを経由した場合でも、下り:45~55Mbps、上り:35Mbps~45Mbpsと若干低下するバラツキがあるもののほぼ変わらず。
そしてさらに驚くことに、コンセントに直接ではなく延長や分岐の電源タップに親機・子機を刺してもほぼ速度は変わらなかった!
これは無線が届かないところには便利そうだな。最近は無線のメッシュネットワーク製品が増えてるみたいだけど、こっちのほうがいいんでない?
来週実家に帰って1階から2階へのPLCを試す。これがうまく行けば最高だ!
PLCの仕組みとしては下記のサイトにあるように、電力の低周波(東日本:50Hz)にLANの4~28MHz高周波を乗せて情報を送るようだ。
PLCでケーブルだらけのLANにさようなら (2/5):5分でネットがわかるシリーズ(8) - @IT